2025.12.18
お楽しみ給食
12月12日(金)はおもちつき、誕生日会でした。
おもちつきは、正月に向けた準備として行われるもので、稲作文化の発展とともに根付いていきました。
当時は、五穀(米・麦・粟・豆・稗)の豊作を祈願する「五穀豊穣」の神様
『保食神(うけもちのかみ)』や『稲荷神(いなりのかみ)』に対し、
感謝の気持ちを込めておもちをつき、お供えするためのものでした。
その流れで、お米を神様にお供えして、豊作を願う習慣が生まれ、
手づくりした餅を、神様に捧げるようになりました。
おもち(鏡もち)を新しい年の神様にお供えして神様と一緒に食べることで、
新しい命や力を授かると言われています。
新しい年が始まるお正月に、食べると元気になるおもちを用意するために、
年越し前に準備をするのですね。
3~5歳児はおもちつきを実際に行いました!
みんな一生懸命についていてかっこよかったです。
また、4~5歳児はきな粉と砂糖醤油の2つの味から
自分たちで好きな味を選びその場で食べました。
今月のご当地メニューは熊本県の「びりんめし」です!
熊本県宇城市三角町(うきし みすみまち)の
戸馳島(とばせじま)に伝わる混ぜごはんです。
仏事の際に出される精進料理で、絞り豆腐を油で炒めるときの音が「びりん、びりん…」と
聴こえるということから「びりんめし」という名前がついたとされています。
各家庭にある食材で手軽に作られたものです。
精進料理なので、肉や魚類は入っていませんが、
コクがあり、風味豊かな味わいがある郷土料理です。
「美味しかったよ!」「これめっちゃ好き!」と伝えてくれました♪
☆給食☆
びりんめし
鶏肉の照り焼き
サラダ
みそ汁
果物
☆おやつ☆
飾りケーキ
ジョア