2025.10.16
お楽しみ給食
10月10日(金)はご当地メニューの日でした。
今日のご当地メニューは長野県の「にらせんべい」です!
昔、米は自分の家で毎日食べることが出来ないほど貴重でした。
その節約のために、昔から小麦を粉にしてつくる料理「粉もの」が毎日の食事の大事な役割を果たしてきました。
「粉もの」の中でも、粉を水溶きして、その中に刻んだ野菜を入れて焼いたものは「せんべい」や「うす焼き」と呼ばれ、
『おこびる(又はおこびれ)』や子どものおやつによくつくられてきました。
おこびる(おこびれ)とは、「小昼(こひる)」が変化したもので、ご飯とご飯の間の中間食のようなものです。
中に入れる季節の野菜は、にらやなす、ねぎなどがあるが、にらは栽培が簡単で、雪の積もる冬以外いつでも収穫できることから、
どの家でも庭先に植えておき重宝しました。
「にらせんべい」や「うす焼き」のつくり方も家庭によって少しずつ異なり、粉と野菜と一緒に味噌も混ぜて焼いたり、
焼き上がってから、味噌だれや醤油だれをかけて食べたりといろいろです。
保育園では味噌も混ぜて焼くタイプのものにしてみました。
子どもたちにも人気で普段おかわりをしない子どももおかわりにきており、
「もちもちしてる!」「にらせんべい美味しいね」と伝えてくれました。
☆おやつ☆
にらせんべい