食育だより

しょくいくひろば 7月

2025.07.01

お楽しみ給食

  • 七夕の行事食「そうめん」
    7月7日に「策餅(さくべい)」をたべると1年間、無病息災で過ごせるという古代中国の伝説。
    そうめんはこの策餅が変化したもので、日本では平安時代からの習慣です。
    また、色付きそうめんには、5色の短冊と同じ「厄除け」の意味が込められています。
    他にも、白いそうめんが天の川や織姫の織り糸に見立てられているといった説もあります。
    また真夏に弱った体をいたわるために、消化の良いそうめんを食べる習慣が生まれ、
    お中元にそうめんを送るようになりました。そうめんを食べるとき、
    麺だけでなく、卵や鶏肉、野菜をトッピングして栄養を補いましょう。夏バテ解消にぴったりです。●夏野菜を食べよう!
    きゅうり、トマト、すいかなどの夏野菜には水分がたっぷりと含まれていて、汗で出た体の水分を補い、
    体を冷やす作用があります。また、利尿作用があり、とりすぎた水分を体の外に出してくれる働きもあります。
    夏野菜で体を涼しく保ちましょう。

    ・きゅうり:一年を通して流通しているが、6~9月が旬。水分が多く、身体を冷やす作用があります。
    ・トマト:リコピンやβカロテン、カリウムなどが含まれており、夏バテ予防に役立ちます。
    ・すいか:90%以上が水分で、ビタミンA、ビタミンCやカリウムなどの栄養を含んでいる。
    夏バテ予防や皮膚の健康に役立つため、夏場の水分補給にピッタリです!

    ~しょくいくクイズ~
    ピーマンを採らずにそのままにしておくと緑色から何色に変わる?

    1.黒くなる 2.赤くなる 3.濃い緑色になる

    答えは2.赤くなるです。
    私たちが食べている緑色のピーマンは未成熟の果実で、成熟するにつれて黄色→オレンジ→赤色へと変色していきます。
    赤色は完全に熟しているサインです。