新型コロナウイルス感染予防対策について ~予防する①~
2021.04.24
新型コロナウイルスについて
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保育園では、完全なソーシャルディスタンスや子ども自身が自ら適切な手洗い、物品の衛生的な取り扱い等が発達段階的に飛沫感染を防ぐのは難しいのが現状です。また、乳児は床を這い、手で触れるものをなんでも舐めるといった成長段階にあるため、接触感染も防ぐことは難しいです。
以上のことから、保育園等での集団生活は、感染症が蔓延しやすい環境であるといわれています。
感染しやすく、拡大しやすい環境の中で、子どもたち・保護者の皆様・職員を新型コロナウイルスから守るために出来ることを考え、様々な予防対策を行っています。
①登降園時にできること
保護者の皆様、職員はマスクを着用しています。
園医の指示を受け、現在は不織布マスクの着用をお願いしています。
地域の感染状況を基に、保護者や業者等の入室に制限をかけさせていただいております。
保護者の方が完全に入室できな くなると、保育園での子どもの様子をみる機会もなくなるというリスクもあるため、
感染状況に合わせて、入室OK、登園時のみ入室OK、完全に入室不可の3段階にしています。
②給食の時にできること
感染の原因として一番言われているのが、“会食”です。
集団生活のため、みんなで一緒に食べる為、給食も会食となります…。
そのため、1台に最大で6~8名で食べていたテーブルを4名と人数を減らしたり、
パーテーションを設置、可能な範囲で1方向を向いて食べる等の工夫をしています。
ホールで一度に食べられる人数は26名が限界のため、
気候も良いこの時期のみ4・5歳児クラスは外で青空給食をしています。
今までも花見給食やお弁当日等の時は外で食べていたので、子どもたちは大喜びです。
(子どもの様子に合わせて、クラスごとに入れ替えで食べられるように時差給食も行っています。)
また、離乳食では職員の口の動きを見せることも大切だと考えている為、
マスクを外しフェイスシールドをつけることで、
感染予防と子どもの発達に必要なかかわりをどちらも行えるようにしています。
③午睡時にできること
今までは1本のござに5名のお友達が布団を敷いて寝ていましたが
間隔を広くとるために1本に2~3人で布団1枚分の間隔をあけて敷いています。
また寝る方向(頭の向き)も同じにすることで、少しでも距離をとれるようにしています。
④おやつの時に出来ること
2~5歳児までがホールで食べられるように3~5歳児は御椅子机を使用しています。
2歳児は発達段階を考えて、現在は机を使用しています。
⑤保育中にできること
換気を1時間ごとに10分と定期的に行っています。
保育中はどうしても時間を忘れてしまうこともあるので、
事務室で1時間ごとにタイマーを鳴らし、換気タイムを知らせるオルゴールを一斉放送しています。
(気候のいい時は、常に換気を行っています。)
朝の会の歌は、昨年度は歌うことは自粛し手話や手遊びで楽しめるようにしました。
しかし、子どもたちは歌を口ずさむこともあり、成長のためにも完全になくすのではなく、
何か方法はないか模索しました。
その結果、かもめ組はマウスシールドを使用して歌うという方法をとっています。
散歩は、昨年度は自粛しました。
しかし、災害時園外に避難する可能性もあったり、
足腰の発達や交通ルールを知るために散歩は必要だと考え、
今年度は密にならないよう工夫した上で、散歩を実施しています。
例えば、例年だったら2~5歳児全員で園外に出かけることがありましたが、
公園での密を避けるために、5歳児のみで出かけたりしています。
次回も引き続き新型コロナウイルス感染予防対策について紹介します。
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