先生たちの日記

生活発表会 『6.劇 こびとのくつや (3歳児)』

2020.03.18

イベント

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昔々、小さな靴屋に心の優しいおじいさんとおばあさんがいました。
「困ったなぁ。靴がちっとも売れないんだ…」
「もう1足分しか皮は残ってないよ」

おじいさんたちが眠ってしまった夜のことです。
お店の屋根裏に住んでいる靴づくりが大好きな小人たちがやってきました。
「おじいさんたちが困っている。手伝ってあげよう!」

朝になりました。
残っていた皮が靴に変わっていて、おじいさんおばあさんはびっくり。
「誰が作ったのでしょう…」
「素敵な靴だ。さっそくお店に飾ろう♪」

すると素敵な靴を見て町の人たちが買いに来ました。
「まぁ素敵な靴☆私にぴったりだわ。これください」
「靴が売れて良かった。」

新しい皮を買うことができたおじいさんとおばあさんは
明日靴を作ることにしました。
「じゃあ、今日はもう寝ましょう。おやすみなさい」

小人たちはまた靴を作ることにしました。
「やった!やった!できた~」
「あっ!朝になるよ急いで帰ろう」

朝になりました。また素敵な靴が出来上がっています。
「どれも素敵な靴。また靴が売れるといいですね。」

お客さんが靴を買いに来てくれました。
「これはかっこいい僕にぴったりだ!素敵な靴をありがとう」

お店の靴はすべて売れてしまいました。
それからというもの毎日朝になると素敵な靴が出来上がっています。
「一体誰が靴を作っているんだろう?」
おじいさんとおばあさんは誰が靴を作っているのか気になり
夜中に部屋の隅からお店を除いてみることにしました。

「靴が売れたよ。もっと作ろう!」

「この靴は小人さんたちが作ってくれていたんだね。」
「お礼に服を作ってあげましょう」

 

夜になりました。またいつものように小人たちがやってきました
「あれ?なにかあるよ」
「うわぁ~☆服だ!さっそく着てみよう」

それから小人たちはもう靴屋に来なくなりました。
「小人さんたちが来てくれたから幸せになれたんだね。」
「本当に良かったですね」
小人がいなくなっても靴屋はいつもお客さんがいっぱい!

幸せに暮らしました。

~おしまい~

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